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熊野古道・雲取越え(1)大雲取越 前半

先日、念願だった熊野古道を歩いて来ました。
今では世界遺産に登録されて一躍有名になり行きやすくなったものの、遠くて行くのに時間がかかるので半分諦めてました(名古屋から夜行バスがないので)。
それに今年は台風12号の影響で大雨が近畿地方に降り、山間は土石流により多大な被害が出て熊野古道も一部で被害が出たとか聞いていたので尚更遠い存在になっていました。
しかし最近になって熊野古道も復旧したとの話を聞いたのと、仕事の後に現地へ行って前泊すればある程度時間が取れると考えたので行って来ました。

熊野古道もいろんな道がありますが、今回は熊野那智大社から熊野本宮社までの歴史あるいにしえの道「雲取越え(大雲取越・小雲取越)」を歩きました。
この道は熊野古道でも一番の難所と呼ばれる大雲取山と小雲取山を超える山越えのルートで、初日に熊野那智大社を出発し大雲取山を越えて小口という集落で一泊、翌日は小雲取山を超えて熊野本宮大社へ向かいます。

名古屋駅から最終の特急で新宮駅で下車して駅前のビジネスホテルで前泊。
翌日朝一番のバスにのり那智駅へ(新宮から先は災害復旧中にて代替バスが出ています)。
那智駅から那智大社の少し手前の大門坂駐車場前で下車して「熊野古道らしい」と言われる大門坂を上がります。
111121_daimonzaka1 大門坂入り口で夫婦杉が出迎えてくれます。

111121_daimonzaka2 夫婦杉の上部。圧巻です。

しっかりとした幅広の石階段を延々と登って行き、その後は狭い路地を更に登って行くと那智大社に到着。

111121_daimonzaka3 このような風情ある石段が延々と続きます。

この時点ですでに疲れたのは内緒でヾ(´ε`*)ゝ エヘヘ
那智大社とその隣の青岸渡寺で道中の無事を祈願しました。
そのまま出発しようと思っていたのですが、一緒に行った友人がどうしても那智の滝を間近で見たいというから仕方なく滝も参拝(滝も神聖視されている)するために余分に歩かされました。

111121_nachinotaki
前日が雨だったので水量が多く迫力があります。
よく見れば左下に薄っすらと虹がヽ(´▽`)/

那智大社からの熊野古道は青岸渡寺とお土産屋の間の階段から始まるので、とりあえず名物の那智黒ソフト(どことなく那智黒飴の味がする。もちろん色は黒/笑)を食べながらスタートです。

大雲取を越えるこの道は那智大社から500mほどの標高差を一気にを登ります。
森の中を石段がそれこそ延々と続き非常に疲れますが、大昔からあるこの道を多くの人が歩いて本宮大社を目指したことを思うと不思議と体も動くものです。
途中に昔の茶屋跡が幾つか点在するのでぼちぼち休憩しながらマイペースで歩きます。
登立茶屋跡を過ぎて次の舟見茶屋跡につく頃には昼時になったので昼飯にしたのですが、予定より遅れていたので急いで食べて出発。
111121_hunamijaya
この舟見茶屋跡ではその名の通り海を望める抜群の眺望に癒されます。

次の地蔵茶屋跡までアップダウンを繰り返しながらも次第に高度を下げていきます。
途中から舗装路になりますが、よくよく探してみると山の中を歩く道もありそうです。
地蔵茶屋跡にはトイレがあるのでしばし休憩。

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ここまでの途中で先日の台風12号に伴う大雨の影響と思われる倒木や土砂崩れの跡がまだ残っていました。

111121_touboku2
所々で斜面が崩れていたりと熊野古道全体が荒れ気味ですが、多くの人の努力によりほとんどが通れるように復旧されています。

そしてこの後は越前峠を目指して一気に登ります。
越前峠は標高約871m、文字通り晴れた日には越前まで見えたとか。

111121_echizentouge1
この峠の登りは急な石段が続くのですが、最近はあまり人も通らないのか見事なまでの苔むし具合。

111121_echizentouge2
これぞまさに「The 熊野古道」といった感じの石段が杉林の中を貫いています。
そんな絵に描いたような幻想的な熊野古道を越前峠までヒイヒイ言いながら登り切り一息つきました。

(続く)

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