« 北アルプス表銀座、プチ縦走記(2) | トップページ | 一泊二日で奥穂高岳(2) »

一泊二日で奥穂高岳(1)

7月16日から1泊2日で奥穂高岳へ登って来ました。

上高地から涸沢を通ってのんびり登りたかったのですが2日間しかないので河童橋の北にある岳沢ルートからの登山です。
先週までは岳沢ルートも残雪が多くて冬装備必須でしたが、融雪が進んだのと山小屋スタッフの方々の努力によりアイゼンなしでの雪渓通過が可能になり感謝感激しつつ行って参りました。

120716_kappabasi 朝一番のバスで上高地入りしたので「誰も渡っていない河童橋」という貴重な光景が見れたりします。
河童橋を渡り少し歩くと岳沢登山口があり、いざ登山開始。

120716_dakesawagoya2時間半ほどはさほど急登でもない登山道を歩くと岳沢小屋が見えてきます。
そこで少し休憩をしてからいよいよ岳沢ルートの最初の関門「重太郎新道」に取り掛かります。

最初は草むらの中をジグザクに進む急登で、そこが終わるとぼちぼちと岩場が現れてきます。
120717_dakesawapanorama 時々岩場をよじ登りながら進むと「岳沢パノラマ」と呼ばれる展望の良い開けた場所に到着。
その後は「カモシカの立場」や「雷鳥広場」などを通過し、その途中ではハシゴや鎖場があったりでなかなかに手強いです。

120716_sekkeihashigo2 この時期はまだ雪渓もあったりしますが、結構焦ったのがこのハシゴと雪渓のコラボ。
120716_sekkeihashigo1ハシゴを降りた後に1.2mほどの厚みのある雪渓によじ登らなければならず、

120716_sekkeihashigo3 もちろん両側のどちらかへ滑ったならば遥か下の方まで良い感じで滑落できそうな塩梅です
ヒィー(((゚Д゚)))ガタガタ

120716_kusariba1 そんなこんなで手こずりながらもその先の長い鎖場をよじ登ると「紀美子平」と呼ばれるちょっとした広場ででました。
ここは展望も良く休憩には持って来いな場所で、前穂高岳と奥穂高岳(吊尾根)と岳沢(重太郎新道)への分岐点でもあります。
岳沢小屋から約3時間とまずまずのペースで来れました。

とりあえず休憩をしてから時計を見ると時間的には前穂高岳に登れそうです。
それに今は晴れているので頑張って登ることにしました。

前穂高岳まではここから往復1時間くらいでしょうか。
少し本格的な岩場が続くのでちょっと腹をくくってのアタックです。
と、言っても、まあ誰でも問題なく登れるのでご安心を。

しかし、ようやく山頂付近へ辿り着いた頃には一面にガスがかかり真っ白で何も見えなくなりました・・・(´・ω・`)ショボーン
120716_maehotaka 少し山頂でガスが晴れるのを待ってみましたが・・・やっぱりダメでした(´Д⊂グスン
仕方がないので紀美子平まで引き返します。

ここから奥穂高岳までは「吊尾根」と呼ばれる、前穂~奥穂高岳稜線の下をトラバースする登山道を通ります。
120716_turione1 このあたりまで来ると風も冷たく、そしてかなり強風で、しかも霧混じりなので湿らないようにウインドブレイカーを着込んでの行軍です。

ガスってくるとせっかくの絶景も隠れてしまいなんだか罰ゲーム的な登山となってしまいますが、そんな時にこそ期待できるヤツがおります。

120716_raichou 出た!ライチョウ!

丸々太って美味そう・・・もとい、可愛いですねぇ(・∀・)ニヤニヤ

120716_raichou2_2 しかも、もう一羽ヽ(´▽`)/

ちなみに目の上に赤い肉冠を持つのがオスだそうです。

強風に晒されながらも吊尾根の核心部でもある長くて急峻な鎖場へとやってきました。
まあ、登る分には下を見なくてもいいので気が楽ですが、結構な崖なので気を引き締めて岩場に取り付きます。
できるだけ鎖を使わないようによじ登ります。
まだ岩場も濡れてはいないので鎖なしで問題なくクリアできました!

その後は疲労も出てきて思ったよりペースが上がらず奥穂高岳に到着したのは予定よりも遅れてしまいました。
120717_okuhotaka もちろんガスってるので周囲の風景は何も見えず・・・(´・ω・`)ショボーン

ここまで来ればあと一息で本日の宿である穂高山荘なのですが疲労と強風とで足取りも重く、緩やかな下りと言えども標準のコースタイム以上にかかってようやく山荘が見えました。
と言っても、見えたのは山荘の赤い屋根。
しかもここよりも遥か眼下の霧の中に薄っすらと。
そう、最後の最後に待っていたのはかなり急な鎖場とハシゴもある崖下りでした・・・(;´д`)トホホ…

穂高山荘は奥穂高岳と涸沢岳の間にある白出のコルという一段低くなったところ(鞍部)に設営されているので、たどり着こうと思ったらどちらの山からでも下りとなっています。
まあ、低くなったと言っても標高約3000mなんですが
ヾ(´ε`*)ゝ エヘヘ

必死に崖に張り付いて右に左にと向きを変えながら崖を降り、そして長い垂直ハシゴを降りてまた崖を降りるとようやく山荘に到着。

いや、マジで疲れました(;´▽`A``

結局夕方4時過ぎという思いっきり時間オーバーでの到着でした。
まあ、夕食までには着けたので良しですけど、ホントはもっと余裕を持って到着したかったです。

宿に入って早速頂いたのはもちろん・・・

生ビール!!

ぷはぁ~!!!

うめぇ~!!!!

生き返るぜ!!!!!

まさしくこの為に山に登るようなもんですなヽ(´▽`)/

ビールの神様、ありがとう(*^ー゚)bグッジョブ!!

少し休憩をしていると西穂高岳方面が晴れてきて、なんとあのジャンダルムが見え隠れしてきました。
120716_jandarumu ジャンダルムとは西穂高岳から奥穂高岳に向かう一般登山道としては最高難易度を誇るルートの最後に立ちはだかる岩の塔。
もちろん滑落の危険と隣合わせの難所ですが、いつかは・・・ですね(`・∞・´)

(続く)

|

« 北アルプス表銀座、プチ縦走記(2) | トップページ | 一泊二日で奥穂高岳(2) »

旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 一泊二日で奥穂高岳(1):

« 北アルプス表銀座、プチ縦走記(2) | トップページ | 一泊二日で奥穂高岳(2) »