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初秋の常念山脈を少しだけ縦走してみた(1)

9月中旬の事になりますが、紅葉がぼちぼち始まっているのを期待して北アルプスの常念岳から蝶ヶ岳へテント背負って縦走してきました。

三股登山口からの登山道は登山口から少し入ったところに分岐があり右手へ登ると常念岳、左手へ登ると蝶ヶ岳へと至ります。

今回はまずは常念岳へ登り、常念岳から少し下ったところにある常念小屋でテント泊をし、翌日常念岳山頂でご来光を見て蝶ヶ岳への稜線を歩き、蝶ヶ岳から三股登山口まで下山の予定です。

夜中に車を飛ばして三股登山口駐車場で仮眠し、朝4時にヘッドライトを灯して出発!
噂に聞く常念岳への急登に備えての早出です。

いきなり樹林帯の急登が続きますが、夜明け前で涼しくて汗もあまりかかず疲れも少なく登れました。

P1060179_r
常念岳が見えた!と思ったら・・・前常念岳だったという罠(^^;

問題は標準点櫓跡と呼ばれる地点からの岩とザレた砂地の急登で、この頃にはすっかり昇った太陽を遮るものがないような岩場が続き、とにかく暑いし滑るしとでやたらと疲れるし・・・でした。

しかも至る所に間違い踏み跡があり、どこが正しいルートなのかわかりにくく、困ったことにこの間違い踏み跡はすごく滑って歩きにくい事が多いのでした。

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砂でザレで歩きにくい急登。
穂高連峰が見えるのがせめてもの救い。

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少しですが草紅葉も始まっています。

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滑りやすくなって初めて道間違いに気づくという罠にはまり続けなからの急登にさすがにしばし休憩をしつつ、それでも急登の終わりを告げる前常念岳へ到着し一安心しました。

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前常念岳から常念岳分岐までは岩場が続きますがなだらかで比較的歩きやすい稜線です。

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「常念岳分岐」は左に5分ほど登ると常念岳山頂でその先は蝶ヶ岳への稜線が続き、右に45分下ると常念小屋という地点にあります。

分岐に着いたら今日これからの行動の選択肢が2つありました。

一つは予定通り常念岳に一度登ってその後は常念小屋まで下ってテント泊、ですが、実はこの日はものすごいハイペースで登ってきていて、通常5時間半のところを4時間20分ほどで登ってきていました。

理由は前常念岳までの標準コースタイムは前半3時間半、後半2時間と地図には出ていますが、どういうわけか後半の2時間を失念していて、

「登山口から前常念岳まで3時間半」

と勘違いしてました(*´ェ`*)

重装備なので少々ペースが遅くても樹林帯を抜けるまではそれほど焦りはなかったのですが、岩場になると足場も悪いし歩きにくいので明らかにコースタイムよりも遅れている事に焦りを感じて余計に疲れる、といった悪循環なのでした。

その結果、1時間以上速いペースで登ってきたので常念岳分岐に着いた時に、

まだこの時間ならこのまま常念小屋にはよらずに蝶ヶ岳まで行けるんちゃう?

というふたつ目の案も浮かんできました。
と、言うのも、「一日で三股から常念岳へ登って蝶ヶ岳まで縦走してまた三股へ下山する」、というめっちゃ健脚なご夫婦に道中抜かれましたが、「そのペースなら蝶ヶ岳まで行けるよ!」とそそのかされました(^^;)

しかしさすがにオーバーペースだったのか思った以上に疲れが出ていて、このまま蝶ヶ岳まで行けなくはないが、行くとなるとそれなりのペースで4時間以上歩かなければなりません。

結局、休憩がてらしばらく考えた結果・・・

諦めましたヽ(´▽`)/


方針が決まると気が楽になり、とりあえず荷物を置いて常念岳に登るとまだ午前中なのでガスもなく360度の絶景が広がっていました。

P1060218_r
標高2853m。
槍ヶ岳から穂高連峰までバッチリ。

秋田県から来たという男性と話をしたのですが、なんでも奥さんの反対を押し切って来たとかで、この大パノラマを見たらその価値はありました、と感激されていました。
ちょうど西方に白山も顔を出していたのですが、その男性はここを下山したら次は白山を登るとおっしゃってました。
秋田に帰ってから奥さんに今回の写真を見せたら絶対に許してくれる・・・と祈っております゚.+:。(・ω・)b゚.+:。

その後は常念小屋まで下りテントを張ってから、何はともあれ、

とりあえず生ビール!

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おつまみ付きで千円ですが、必要経費なのでしかたありませんな(*´ェ`*)

数人の山オヤジな方たちと山談義をひとしきりした後、問題が発生しました。
みんないなくなってから寒くなってきたのでコーヒーでも淹れようかと思ったのですが、なんと、

ガス缶がない・・・ガ━━(゚д゚lll)━━ン!!

コッヘルの中に入ってることが多いのですが、もちろんない。
ザックの中をひっくり返してみても、ない。

さすがに焦りました(;´д`)トホホ…

恥を忍んで小屋の御主人に聞いてもガス缶は売ってないとの事。
まあ、非常食と称したおやつ、おつまみ類はいっぱい持っているので死にはしませんが、やっぱ温かいものが食べたいじゃないですか。

通常、常念小屋の軽食タイムは昼過ぎまでらしいのですが、夕方でもカップ麺なら出してくれるそうなので助かりました。

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横通岳方面。
ガスってきたけど、なかなか良い絵が撮れました。

まだ時間があるので昼寝して夕方に缶ビール飲みながらカップそばをすすり、また山オヤジな方たちとひとしきり山談義をしてからテントへ。

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緑のたぬき(でか盛り)
カップ麺は3種類から選択。
珍しくそばがあったのですが、
嬉しいことに3種類とも大盛りヽ(´▽`)/

9月中旬とはいえ標高2450mなのでさすがに夜は寝袋の足先がヒンヤリ。
タオルやら衣類を足元に詰め込んで寝ました。
翌朝は早いので6時には眠りに落ちてました。


(続く)

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